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プルタブとは缶ジュースなどについているプルタブのことですが、これを集めて廃品回収業者や収集団体に送ると車椅子と交換してくれるという活動が、全国で行なわれています。各回収業者によってその整理の方法や送り方などは違うようですが、環公害防止連絡協議会では、800kg以上のプルタブをクロネコヤマトの宅急便で送ると車椅子と交換してくれるそうです。環公害防止連絡協議会では平成2年からプルタブを車椅子と交換する活動を始め、現在では1400台を超える車椅子と交換したそうです。学校や地域などで協力し合い、集めたプルタブを車椅子と交換し、病院や施設へ寄付するという活動が全国で広がっています。
そもそもプルタブを回収しようという運動のきっかけとなったのは、缶ジュースを買った後、プルタブを気軽に道端や川に投げ捨てた人たちがいてそれを鳥や動物が間違って食べてしまい、病気になったり死んでしまったりしまいました。それを無くすために始まったのがプルタブ回収運動と言われています。地域の美化活動とリサイクル活動を兼ね備えた活動といえるプルタブ回収運動。中にはプルタブとアルミ缶、両方を収集しているところもあります。その際、送付の仕方、プルタブと缶は別々に整理してから送る、などの整理の仕方がありますので、収集する際は収集団体の方法に従って正しく収集し、送付するようにしましょう。
プルタブの他にも、集めた物を換金したり交換したりして、福祉活動に役立つ収集ボランティア活動はたくさんあります。例えば消印を押された使用済み切手。これを収集団体に送ると、ボランティアの人たちが整理し切手の収集家たちに買ってもらい、それが海外の医療援助や様々な福祉に役立てられます。テレホンカードやオレンジカードなどのプリペイドカードも収集団体を通して換金され、発展途上国への支援に役立てられます。
また衣類なども発展途上国への支援物資となるのは多くの方がご存知ですね。PTAによって活動しているベルマーク運動を経験された方も多いでしょう。収集されたベルマークを財団に送り、換金されたお金で品物を買うと、その品物の10%が援助資金になるというしくみです。援助資金は全国のへき地学校や養護学校、発展途上国などに役立てられます。
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